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李登輝「武士道」解題・語録シリーズ最終7

李登輝「武士道」解題・語録シリーズ⑺


あとがき

・誠実自然という二つの言葉は武士道から発し現在と未来の台湾にとって何よりも真剣にかつ熱心に教育改革に取り組もうと固く心に決めました

・日本の義務教育を受けていた時代には修身という科目があり修身教育を通じて受け継がれていた武士道精神はこういう時代だからこそ尚の事光り輝いています

・台湾の中の戦争状態で荒れ果てていた人々の心を道徳的に回復させていく上でこれ以上ぴったりとした生活規範は無いと確信していたからにほかなりません

・こういう時代だからこそ尚のこと今この本を公刊する事に意義があると決意を固めた

・武士道精神の根幹は実践にあります実践躬行や率先垂範の大切さを強調しており全ての人間社会の道徳的な規範が等しく求めていることであり正に古今東西を通じて間違いのない人間としての真理なのです

・戦後日本の五十余年は民主化の過程のもとに外部的な力により相当の自己否定伝統の喪失に陥りました如何にしてこの状態から脱却しそして21世紀にこれに変るべきものの

 確立と基礎付けをしていけるかは日本人すべてが直面している課題であります



「武士道」解題・李登輝の語録シリーズは完結しました。

最後まで読んで頂き誠に有難うございました。御礼申し上げます。


ここからは、何故、「武士道」解題の李登輝元台湾総統の言葉のエキスが必要

だったかを少しだけお聞きください。


 私は、日本李登輝友の会福岡県支部の事務局長を拝命しましたが、李登輝

友の会では事業そのものが稼働できませんので、下部団体として李登輝先生の

一字を冠した一般社団法人輝心会を立ち上げ、日本の幼少年達に不足している

躾・修身・道徳観念の「大和魂」を取り戻して欲しいと思っていました。

輝心会では小学生から高校生までの幼少年を、先人が日本統治時代に残した

先人の偉大な史跡・建造物を現地で、見て・聞いて・感じて学んで欲しいとの

思いから4泊5日の短期留学を考えました。

 その理由が、李登輝語録のエキスとして取り上げた語録がこのシリーズです

10月中旬からはREADYFORを通じてこの事業にごい参加されご協力頂ければ幸いにございます。

 今後ともよろしくお願い申し上げます。


令和5年9月吉日

           日本李登輝友の会福岡県支部 事務局長

           一般社団法人輝心会  事業担当 理事


                      恒 川 政 二

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